いまどき タピるといえば?
「ちょっとタピって行く?」「うん、タピる」若い人の間では普通に交わされる会話ですが、「タピる」の意味、わかりますか?答えは「タピオカティーを飲む」ことです。なんでも省略して日常会話に取り入れるのが日本の伝統ですが、タピオカティーまで既に動詞化して使われていたとは驚きですね。タピオカって何?タピオカティーと言えば、ミルクティの中にプチプチのタピオカが入った飲み物。国内に入ってきたのは1983年。台湾で国民的な人気のお茶専門店、春水堂(チュンスイタン)のタピオカミルクティーが日本に上陸しました。以来、人気のロングセラーとなり、今ではコンビニでも楽しめます。中でも一番人気はファミリーマートのタピオカです。今ではすっかり定番メニューになったタピオカですが、実は原料は芋です。キャッサバと言う種類で、原産は南米。熱帯雨林気候、サバンナ気候で主に栽培されます。大量生産が可能であり、安定供給ができるため、日本全国での需要にも対応できるというわけです。キャッサバって怖いって噂知ってる?キャッサバには、シアン化合物が含まれています。シアン化合物は有毒成分のため、生食は厳禁です。輸入の際にはきちんと加工され...