ジャスミンティが中華料理と合うのは何故?

中華料理にはジャスミンティが合います。
特に、横浜中華街の専門店で食べる本番の中国料理で食事の合間に飲む温かいジャミンティは最高です。

濃厚な味に合うのは

ジャスミンティにはミネラルとビタミンが豊富に含まれているため、脂っこい料理の後には口の中をさっぱりとさせる効果もあります。

ペットボトルでも人気のジャスミンティですが、ペットボトルなどで安価で売られているジャスミンティは、本当の味ではないと言い切る人もいます。

ジャスミンティは、茉莉花(まりか)の花に緑茶を加えたお茶です。
高価なものになると100gで3,000円ほどもする上質なものもありますが、標準的なジャスミンティでも茶葉は100gで500円程度はします。
そんな本物の茶葉から作られたものが、ペットボトルであんなに安価に売られるはずがありません。
(それを言ってしまうと、他のお茶系ペットボトルはすべて同様ですが 笑)

中華料理店で出されるジャスミンティが美味しいと感じるのは、ペットボトルのジャスミンティとは桁違いの内容だからです。

ジャスミンティってどこのお茶?

ジャスミンティは中国茶の一つで、中国語では茉莉花茶と書きます。(香片茶とも言います)
「茉莉花茶」は中国語の発音では(抑揚は無視して、とりあえずカタカナ表記すると)「マーリーファーチャ」と発音します。
なかなかキレイな響きです。

中国では、緑茶に茉莉花の花を混ぜ、注いだ時のその香りを楽しむフレーバーティーとして広く愛されています。
高級品では、緑茶ではなく上質な白茶や烏龍茶に混ぜます。
もともとは、品質が低下した緑茶を美味しく飲むために、茉莉花の香り付けをしたのが始まりだと言われています。

ジャスミンティの効能

ジャスミンティはミネラルとビタミンが豊富で、美容効果も期待ができます。
その他に、ホルモンバランスの改善、ダイエット効果。二日酔い対策、胃腸を整えたりと効果はたくさんあります。

気になるのがダイエット効果ですが、含有するカフェインがリパーゼ酵素を活性化してくれ、脂肪分解をする働きがあります。

中華料理に合うのは納得

脂っこい料理の後、口がさっぱりとするのは、抗菌効果と消臭効果があるからです。
にんにくや香辛料の使用、脂肪分が多い中華料理には欠かせないお茶ですね。

普段飲みにはペットボトルのジャスミンティでリラックスするのもいいですが、本格的な味わいを楽しみたい時は、ちょっと高級な茶葉から入れる本物の茉莉花茶で芳醇な香りと味を堪能してみてください。