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キャベジンという名前の由来は?

「食べ過ぎ、飲み過ぎによる胃のもたれに…」これはテレビCMでお馴染みの胃腸薬キャベジンのキャッチフレーズです。繰り返し放送されるCMと、覚えやすく個性的な名前で誰もが知っている国民的な胃腸薬として長年親しまれているキャベジンですが、キャベツを連想させるこの名前はどこから来ているのでしょう?整腸作用をもたらすMMSC胃腸薬のキャベジンの正式名称(2019年現在)は「キャベジンコーワα(アルファ)」です。昭和35年(1960年)に「キャベジンコーワ錠」として販売が開始されて以来、「キャベジンコーワS」「新キャベジンコーワS」と変遷を重ね、平成26年(2014年)から現在の名称「キャベジンコーワα(アルファ)」になりました。胃腸薬「キャベジン」の主な効能は、「食べ過ぎ・飲み過ぎによる胃のもたれを改善する」こと。この「胃を正常な状態に整えてくれる」整腸薬としての効能は、主にMMSC(メチルメチオニンスルホニウムクロリド)という成分によるものです。MMSC(メチルメチオニンスルホニウムクロリド)は、以前は「ビタミンU」と呼ばれていたビタミン様物質です。キャベツの搾り汁から発見MMSCは、キャベツ...