タコスはメキシコ料理の定番メニュー。
トリティーヤという柔らかい生地に具材を巻いて食べるファストフードです。
ハードタコス
いやいや、私が知っているタコスは、U字型の固い皮に具材を詰めて食べていたよ、そんな口コミもあります。
それも確かにタコスですが、どちらかというと正式なメキシコ料理ではなく、テクス・メクス料理と表現されるメキシコ風のアメリカ料理になります。
固い皮は柔らかいトリティーヤを揚げたものです。
柔らかいトリティーヤに包んで食べるタコスがアメリカに取り入れられて、固い皮で食べるアメリカンなタコスに変身したというわけです。
どちらもタコスであり、お好きなテイストが選べるのもメリットです。
タコスの語源
タコスのタコはスぺイン語で包むと言う意味です。
具材をトルティーヤで包むのなら何でもタコということになり、その複数形としてタコスと表現をしています。
タコスの主役のトルティーヤですが、すりつぶしたとうもろこしを水で溶いて、薄く焼いたものです。
小麦粉での代用もできますが、食感としては、とうもろこしの方がもちっとしています。
厳密に言うと、でんぷん質が多いためであり、食材とのマッチ感も良くなります。
多彩なラインナップ
タコスの種類はとても豊富です。
具材では、ひき肉(何でも良し)、魚介類、レタス、トマト、玉ねぎ、アボカドなどになります。
パクチーが入っていたり、チーズなどもあります。
ソースとしては、サルサ、チリコンカンなどがあります。
牛ひき肉を炒めたタコミートを使用する店も多く、実に多岐にわたります。