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低反発の良さは?

最近、寝具の製品で、低反発マットレス、低反発枕などが注目を浴びています。実際に商品が紹介されるのをみると、マットレスに手を当てると、そのまま手の形に凹みます。低反発素材の特徴低反発素材の特徴は、衝撃吸収が高いことと体圧分散することです。寝具に体を横たえる時にふわっとやさしく包まれるような感覚があり、横になっている間は、体重による圧力が全体に分散されて肩や腰など一か所に過度な負担がかかりません。形が変わる素材であり、反発が少ないことで、無理のない姿勢で睡眠ができるというわけです。自然な形のままで睡眠仰向けの姿勢を想像してください。マットレスに横になると、頭と肩甲骨とおしりの部分が凹みます。その時に、従来のマットレスではその部分に体の圧力が集中します。ところが、低反発マットレスの場合、その衝撃吸収を行うと同時にゆっくりと復元していきます。その時マットレスの形を変えることで、圧力を一定に保つ事ができます。自身の体の形のままで眠りに入ることができるのです。体が沈む、圧力を感じない、マットレスに包まれている感じが良い方にピッタリです。低反発枕も登場体の中でも最も重要で重さもある頭部を支える枕にも...
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育毛のためにできることは?

育毛は人類の悩みの一つでしょう。以前はおじさんだけのものでしたが、最近では男女が気になる、そして低年齢化しているのが特徴です。育毛剤の存在育毛の必要があるのは、薄毛に悩む方です。しかし、育毛剤に手が出るのは当然ですが、ちょっと待った、です。というのも、薄毛の原因をきちんと把握してからの育毛剤の使用をしないと、後で取り返しのつかないことがあります。なぜ毛が生えないか?それにはきちんと理由があります。老齢化もその一つですが、食生活だったり、ストレスなども関係しています。育毛剤では新しい成分が発見されていますが、男性ホルモン、女性ホルモンに関係するものも少なくありません。こうした成分は、何も知らずに利用してしまうと逆効果になることもあります。育毛サプリメント最近、育毛サプリメントの種類が増えています。体内から発毛を促すアプローチです。商品も口コミもいろいろですが、その内容は血液循環を良くしたり、髪の元になる栄養素を含んでいるものです。栄養素を含んでいるので、それが結果的に冷え性を改善したり、中にはダイエット効果が期待できるものもあります。体質改善には効果がありますが、育毛に関しては即効性が低...
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左からの横書きが始まったのはいつ?

日本語は縦書きと横書きで書いていく方向が異なります。縦書きの時は右上から書き始め、左の行へと移っていきます。しかし、横書きになると左から書き始めて右へ移動していきます。何故なのでしょう?子供ながらに不思議に思い、親に聞いてみると、「そういう事になっているから」と言われるのがオチでした。もともとは横書きも右から左古文書、骨董品、掛け軸などでは「左からの横書き」は存在しません。左からの文字の書き方が日本に伝わったのは明治時代以降のことです。文明開化の音がなると同時に西洋文化が流れ込んできました。しかし、文明開化が始まってもしばらくは、「右から左」の横書きが一般的でした。店先にかかる◯◯商店などの看板も、大正時代や昭和初期に発行された書籍のタイトルも、横書きの場合は「右から左」が常識でした。西洋文化にあやかるのが好きな学者さんや新聞社、出版界の人々でも、「右から左」の横書きという習慣からはなかなか抜け出せずにいたということになります。昭和17年の文部省の指導昭和に入る頃には日本語の表記でも横書きのものが増えていきました。純日本製は右から左、欧米製は左から右という「文字の左右戦争」が起こります...
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入学時のランドセルはいつから始まった?

ランドセルの歴史は幕末の時代までさかのぼります。その当時は当然小学校などはなく、兵士のために作られた背嚢(はいのう)が、ランドセルの起源です。これは、オランダ布製の鞄を使ったもので、政府が西洋式の軍隊制度を取り入れる一環として行ったとも言われています。オランダ語では背負い鞄を「ransel(ランセル)」と言います。この言葉、背嚢の形、まさにランドセルはここが起源と言っても間違いないでしょう。「学習院型」がランドセルの定番明治18年、小・中学校への馬車や人力車での登校が禁じられ、学用品や弁当などを入れるためにランドセルの使用が始まりました。当時は布のナップザックのような形をしており、幕末に軍用として使われていた背嚢と同じでした。現在のランドセルの原型は、一説では、伊藤博文が大正天皇の学習院入学を祝って作らせたものだと言われています。それは布製の背嚢ではなく、革製の丈夫な鞄でした。この型は「学習院型」と呼ばれ、現在も受け継がれています。ランドセルが全国に普及したのは、昭和30年以降のこと。敗戦の痛手から立ち直り、徐々に社会が豊かになり始めた頃です。都市部ではランドセルが多く見られるようにな...
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おひなさまの始まりは?

桃の節句のひな祭り。春の到来に彩りを添えるのが「おひなさま(お雛様)」です。おひなさまの起源おひなさまの起源については正式な資料はなく、最古のものとしては、縄文時代の「土偶」ではないかとされています。多産と豊穣のために作られた地母神が、おひなさまの始まりとの説があります。弥生時代には、藁と布で作られた人形が登場します。「天児(あまがつ)」「這子(ほうこ)」と呼ばれていて、古墳時代の「埴輪」と続きます。人形(ひとがた)で対象物を作り、お祓いの儀式として使っていました。この形は、奈良時代まで続き、人形信仰と根付きます。それが、現在のおひなさまの原点であるとの説が有力です。遊具としてのおひなさま平安時代に入ると、紙で作った人形と御殿でのお人形さん遊びが流行します。「雛遊び(ひいなあそび)」と呼ばれ、貴族の女児たちの間では、女の子の遊びになっていきました。同時期には「流し雛(ながしびな)」もありました。この時には、3月3日は上巳の節句(じょうしのせっく)とされていて、穢払いの意味がありました。雛遊びはあったものの、お祓いの要因は変わらなかったようです。安土桃山時代のおひなさま天正年間に入り、初...
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安眠枕ってどんな枕?

1日の約3分の1の時間、枕を使っています。しかもその時間は、生きていく上で大切な休息であり、体力回復であり、なくてはならない時間です。その枕が合っていないことで、体調不良を起こすこともあるといいます。そもそも、自分に合う枕、安眠枕ってどういう枕なのでしょう?理論上の理想の枕とは?枕には理想の形があります。仰向けで寝た時に、立っている時の正しい姿勢をキープができることが必要です。まっすぐ立った時、背骨はS字カープを描きます。そのまま敷布団に寝ると、体との間に隙間ができます。その隙間、敷布団と首すじの間を埋める枕が良い枕とされています。過不足なく隙間を埋めることで安定感が生まれます。ですから、既製品の枕では、どんな人にも対応するか?と言うとそうではないことはわかります。枕の正しい使い方枕は頭だけのせるのではなく、肩口に枕が当たるくらいに深めにのせる方が良いとされています。頭の形も肩幅も、人それぞれ異なるので、これも既製品でぴったり合う枕を探すのは難しいということになります。自分の体を既製品の枕に合わせるのではなく、自分の体型にフィットする枕を見つけることが大切だとわかりますね。オーダーメイ...