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ジャスミンティが中華料理と合うのは何故?

中華料理にはジャスミンティが合います。特に、横浜中華街の専門店で食べる本番の中国料理で食事の合間に飲む温かいジャミンティは最高です。濃厚な味に合うのはジャスミンティにはミネラルとビタミンが豊富に含まれているため、脂っこい料理の後には口の中をさっぱりとさせる効果もあります。ペットボトルでも人気のジャスミンティですが、ペットボトルなどで安価で売られているジャスミンティは、本当の味ではないと言い切る人もいます。ジャスミンティは、茉莉花(まりか)の花に緑茶を加えたお茶です。高価なものになると100gで3,000円ほどもする上質なものもありますが、標準的なジャスミンティでも茶葉は100gで500円程度はします。そんな本物の茶葉から作られたものが、ペットボトルであんなに安価に売られるはずがありません。(それを言ってしまうと、他のお茶系ペットボトルはすべて同様ですが 笑)中華料理店で出されるジャスミンティが美味しいと感じるのは、ペットボトルのジャスミンティとは桁違いの内容だからです。ジャスミンティってどこのお茶?ジャスミンティは中国茶の一つで、中国語では茉莉花茶と書きます。(香片茶とも言います)「茉...
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求肥って何?

何も知らずに、求肥を食べると言われると、肥料ですか?と言ってしまいそうな名前ですが、美味しい餅菓子です。求肥の字も意外ですが、「ぎゅうひ」と読み、牛皮とも牛肥とも書きます。なぜ、こんな名前になったのでしょう?中国からやってきた牛碑もともと中国には牛碑糖というお菓子がありました。それが平安時代に日本にやってきたのが、求肥の原型だと言われています。祭礼に使用される牛碑糖は、表面が白い牛のようだったので、牛皮とも呼ばれていました。当時の日本の砂糖は黒砂糖を使用していて、白い牛碑糖は珍しいものでした。当時、中国から渡ってきたお菓子で、砂糖とでんぷんを作る飴が牛皮飴と呼ばれ、これが求肥の元だと言う説もあります。なぜ求肥になった?中国からきた牛のような白い甘い食べもの。これが求肥の原型とされていますが、求肥の言葉になったのはどうしてでしょうか?当時は獣食(動物を食べること)を忌み嫌う傾向があったため、牛の字ではなく求の字を当てたとされています。ですから、元は牛のような白いお菓子であり、牛皮、牛肥が妥当な言葉だと言えます。この求肥の命名も様々な説がありますが、江戸時代に上杉家が軍用の食料として作らせ...
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タコスってどんな食べ物?

タコスはメキシコ料理の定番メニュー。トリティーヤという柔らかい生地に具材を巻いて食べるファストフードです。ハードタコスいやいや、私が知っているタコスは、U字型の固い皮に具材を詰めて食べていたよ、そんな口コミもあります。それも確かにタコスですが、どちらかというと正式なメキシコ料理ではなく、テクス・メクス料理と表現されるメキシコ風のアメリカ料理になります。固い皮は柔らかいトリティーヤを揚げたものです。柔らかいトリティーヤに包んで食べるタコスがアメリカに取り入れられて、固い皮で食べるアメリカンなタコスに変身したというわけです。どちらもタコスであり、お好きなテイストが選べるのもメリットです。タコスの語源タコスのタコはスぺイン語で包むと言う意味です。具材をトルティーヤで包むのなら何でもタコということになり、その複数形としてタコスと表現をしています。タコスの主役のトルティーヤですが、すりつぶしたとうもろこしを水で溶いて、薄く焼いたものです。小麦粉での代用もできますが、食感としては、とうもろこしの方がもちっとしています。厳密に言うと、でんぷん質が多いためであり、食材とのマッチ感も良くなります。多彩な...
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パンケーキとホットケーキの違いは何?

パンケーキとホットケーキの違いは何でしょう?ここ数年パンケーキの流行が続いてます。人気の秘密としては、 フルーツやクリームとのコラボが美味しい ホットケーキのように重たくないから カロリー的にもいいんじゃない? パンケーキの方がオシャレだしなどの理由があります。ホットケーキは甘い物、パンケーキは甘くないと区別している方もいます。違いはこの甘さ?との見方もできますが、果たしてホットケーキとパンケーキは違うものなのか?それとも同じものなのでしょうか?ホットケーキのホットって何?ホットケーキのホットは、「熱い」ではなく日本語でいうところの「温かい」のイメージです。実は国内でホットケーキミックスを発売した時に、温かなケーキのようなものを家庭で簡単に作ることができる---そんな宣伝文句として「ホットケーキ」という表現が考案されたと言われています(諸説あり)。ですから、ホットケーキというのは日本だけの言葉だと言えますパンケーキとホットケーキは同じということで、ホットケーキもパンケーキであり、国内でのホットケーキミックスの販促のため、パンケーキミックスではなくホットケーキミックスにしたと考えて良いで...
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フロマージュって何?

スイーツで「フロマージュ」というと「チーズケーキ」のようなイメージが広がっていますが、本当にそれで正解なのでしょうか?そもそも、フロマージュって何?フロマージュ=チーズケーキ?実はフロマージュとは、フランス語でチーズのことです。フロマージュ=チーズ、です。この言葉が入ってきたときに、新種のスイーツだと心躍った方も多いでしょう。しかし、単にフランスではチーズのことをフロマージュと言います。ですから、「フロマージュ=チーズケーキ」というイメージを持つのは間違いとになります。フランス語でチーズケーキのことを表現するときは、◯タルト・オ・フロマージュ(tarte au fromage)◯ガトー・オ・フロマージュ(gateau au fromage)になります。チーズの話チーズというのは、動物の乳に菌や酵素を加えて、凝固させて乳清を取り除き、改めて乳酸菌やカビで発酵と熟成させて作られるものです。日本でも最近は大企業のチーズだけではなく、各地で地元の乳を使って作るご当地チーズが誕生していますが、牛乳王国フランス語では、1000以上のフロマージュが存在しています。それだけフランスではフロマージュの出...
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助六の由来は?

お弁当の1つで助六というのがあります。これは人の名前のような気がしませんか?助六って誰なのでしょう?助六の由来は歌舞伎の登場人物時は、江戸時代中期。庶民に人気の娯楽と言えば歌舞伎です。中でも名実ともにナンバーワンの座にいたのが現代にも続く歌舞伎宗家・市川團十郎家。その團十郎の人気演目のひとつに「歌舞伎十八番之内 助六」(「助六所縁江戸桜(すけろく ゆかりのえどざくら)」)がありました。現在でも團十郎が演じる「助六」は、江戸文化の「粋」を具現化した歌舞伎の極致とまで言われるほどの人気演目です。スーパーやコンビニのお弁当コーナーの定番である「助六」も、この古典歌舞伎「助六」にあやかって名付けられたものでした。おいなりは助六に欠かせないアイテムなぜ歌舞伎とお寿司なのでしょう?歌舞伎好きの庶民にとっては、歌舞伎を見ながら食べるお弁当も楽しみの1つでした。しかし、華美に走りがちな江戸の庶民の気持ちを引き締めるために、幕府からはしばしば贅沢禁止の倹約令が出されていました。本来なら、寿司と言えば江戸前の新鮮なお魚を使った刺し身を食べたいところですが、倹約令が出ている中では豪華な寿司を食べるのもはばか...
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重曹って何?

重曹と書いて「じゅうそう」と読みます。スーパーへ買い物に行くと小麦粉やホットケーキミックスと同じ棚に並んでいるので、食材の一つだということはわかりますが、なんとなく手に取りづらい印象を受ける名前です。文字面だけ見ると、工場で使われる化学物質のようにも見えてきます。いったい重曹って何なのでしょう? なぜこんな重苦しい名前が付いているのでしょう?重曹は万能選手重曹は食品としてはあく抜きのために使われたり、ふくらし粉・ベーキングパウダーの代用としても使われます。口に入れても問題のない物質です。それと同時に、シンクやガス台の汚れ落としのためにも使われます。食用としても、洗剤としても大活躍の万能選手です。重曹の正体は炭酸水素ナトリウム。天然の無機質物質です。鉱山から産出される物質であり、ガラスを作る時の副産物としても精製されます。国産の重曹でAGC(旭硝子)製のものが目立つのもこのためです。体内にも重曹と同じ物質は存在しています。例えば、唾液の中にも炭酸水素ナトリウムが含まれています。だから、重曹は口に入れても安全なんですね。どうして「重曹」という名前なの?では、なぜわざわざ「重曹」なんて重苦し...
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片栗粉とコーンスターチの違いは?

料理をする上で、とろみの代表と言えば片栗粉です。しかし、たまにその役目がコーンスターチになる場合があります。コーンスターチも片栗粉と同様とろみをつける事ができます。では、その違いは何なのでしょう?現在の片栗粉はジャガイモが原料片栗粉は、もともと日本の山野に自生する多年生草本のカタクリ(ユリ科)の根からとった良質なデンプンのことでした。それが同じデンプンということで、現在ではジャガイモを原料として作られたデンプンに「片栗粉」という名称が使われています。ですから、現在の片栗粉はじゃがいものデンプン質と覚えておくといいでしょう。英語でも「potato starch」と言います。starch はデンプンのことです。じゃがいもをスライスして、しばらく水に付けておくと、下に白い物質が沈殿します。これが、片栗粉です。コーンスターチはトウモロコシ一方、コーンスターチはトウモロコシのデンプン質です。英語では「corn starch」。コーン(トウモロコシ)のデンプン、そのままですね。トウモロコシなのにどうして黄色じゃないの?という声も聞こえそうですが、黄色いのはトウモロコシの皮。コーンスターチはトウモロ...
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お猪口(ちょこ)の由来は?

日本酒を飲む時に用いる小ぶりなお椀。最近は「ぐい飲み」という呼び方もありますが、おちょこという呼び方に親しみを持っている人も多いのでは?おちょこはお猪口とも書きますから、いのしし年の2019年にはピッタリですね。でも、お猪口って、猪の口と書きますが、猪の口ってお椀のような形をしているのでしょうか?形ではなく言葉の意味から修を飲むお椀とは関係なく、単に猪口と書いた時の読み方は「ちょく」です。「ちょく」の意味はちょっとしたもの、大した意味もないもの、小さな器というのが、語源です。猪の口は当て字と言われています。生意気という意味の「猪口才(ちょこざい)」という使い方もされます。時代劇で使われる「猪口才な奴め」というセリフでお馴染みですね。酢のものや和え物を入れる器実はこの器は、本膳料理で酢の物や和え物を入れていたとの説があります。お酒を入れて飲むようになったのは江戸時代からと言われています。本来、お酒はもっと口の広い盃を使っていました。それが、実用的なおかずの器である猪口で呑む習慣が付いたとのこと。戦のない平和な時代が続いた江戸の人々は、平穏な暮らしの中にちょっと変化をつけて、いつもと違う感...
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シーザーサラダ誕生に関するいくつかの謎

一昔前はレストランで食べるサラダといえば、ポテトサラダかシーフードサラダが定番でしたが、いまやどこへ行ってもサラダといえばシーザーサラダです。名前を口にするだけでリゾート気分なにしろ「シーザーサラダ」という言葉の響きからくるおしゃれ感がハンパありませんからね。シーザーサラダと発するだけで、近所のファミレスがあっという間に海辺のリゾートに早変わり!ってくらいのトロピカル効果満点です。何が入っているのか、ドレッシングの味付けがどんな具合なのかもいまいち定かでない人も中にはいるかもしれませんが、レストランでも居酒屋でもとりあえずシーザーサラダを注文しておけばOKでしょう、みたいな風潮すら感じられる今日この頃です。ちなみに、シーザー「ス」サラダではなく、シーザーサラダが正式(?)名称です。英語表記では「 Caesar Salad 」です。メキシコ生まれのアメリカ育ちシーザーサラダが誕生したのは1924年。7月14日と、日付まで特定されています。場所は、メキシコ北西部の都市ティファナのホテル「シーザー・パレス」。ティファナ(ティフアナと表記する場合もあり)は米国カリフォルニア州と国境を接する地域...
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タピるといえば?

「ちょっとタピって行く?」「うん、タピる」若い人の間では普通に交わされる会話ですが、「タピる」の意味、わかりますか?答えは「タピオカティーを飲む」ことです。なんでも省略して日常会話に取り入れるのが日本の伝統ですが、タピオカティーまで既に動詞化して使われていたとは驚きですね。タピオカって何?タピオカティーと言えば、ミルクティの中にプチプチのタピオカが入った飲み物。国内に入ってきたのは1983年。台湾で国民的な人気のお茶専門店、春水堂(チュンスイタン)のタピオカミルクティーが日本に上陸しました。以来、人気のロングセラーとなり、今ではコンビニでも楽しめます。中でも一番人気はファミリーマートのタピオカです。今ではすっかり定番メニューになったタピオカですが、実は原料は芋です。キャッサバと言う種類で、原産は南米。熱帯雨林気候、サバンナ気候で主に栽培されます。大量生産が可能であり、安定供給ができるため、日本全国での需要にも対応できるというわけです。キャッサバって怖いって噂知ってる?キャッサバには、シアン化合物が含まれています。シアン化合物は有毒成分のため、生食は厳禁です。輸入の際にはきちんと加工され...